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アロマ初心者でも簡単にできる精油のブレンド&おすすめレシピ6選

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こんにちは。 AEAJ認定アロマセラピスト、アロマテラピーインストラクターのhiromiです。

アロマテラピーでは、決められた精油の滴数内であれば精油をブレンドをすることができます。むしろそれがアロマテラピーの醍醐味と言いますか、精油を単独で使うよりもブレンドした方が香りに奥行きが出ますし、相乗効果が期待できる、保留剤として香りを長持ちさせられる…などのメリットがあります♡

基本的にアロマテラピーは香りを楽しむものなので、お好きな香りを自由にブレンドしていただいてOKなのですが、初心者の方にとってはややハードルが高く感じられるかもしれません。そこで今回は精油を上手にブレンドするために知っておきたいノート香りの系統のこと、そして香りや作用の相性がいいおすすめレシピをご紹介します。どのようにブレンドすればもっと精油の香りが楽しめるのか、ブレンドについて学びましょう!



精油をブレンドする極意!



単独でも使える精油をなぜブレンドするのか。先述したとおり、私は3つのメリットがあると考えています。


✔️香りに奥行きが出る
✔️相乗効果
✔️保留剤



memo.pngブレンドすると香りに奥行きが出る!

単独だとシンプルに香りますが、2種類以上をブレンドすることで香りが複雑に絡み合い、幅が広がります。単独だとちょっと苦手だな、という香りもブレンドするといいアクセントになったり、ぼんやりしていた香りを引き締めてくれたりすることができます。新しい香りを産み出すブレンドはまるで魔法のような作業です。



memo.pngお互いのいいところを引き出す相乗効果

精油にはそれぞれリラックス、リフレッシュ、収斂(肌を引き締める)、興奮、沈静、女性ホルモンを整える…といった期待できる作用があります。単独で使うより、ブレンドした方がその作用をより強化でき、期待したいメインの作用にプラスαの作用が加わることで使用者にとってより魅力的に働いてくれるのです。



memo.png香りが長持ちする保留剤としての役割

精油は揮発性なので、精油瓶の蓋をあけておくだけでも空気中に芳香成分が混じり、私たちは香りを感じることができます。すぐに香りが感じられる反面、しばらくすると香りが薄く感じられ、やがて匂いを感じなくなります。これはアロマオイル(人工の香り)とは異なる天然成分100%でできた精油の特徴であると同時に、嗅覚の閾値(鼻が匂いになれるとやがて匂いを感じなくなる)も関係していて、自然なことです。そこで、保留剤として精油をブレンドし、香りが長く続くようにします。





3つのノートを知って、香りの持続性を意識する



香水を使用される方なら「トップノート」「ミドルノート」「ベースノート」という言葉を聞いたことがあるかと思います。これは香りの持続性を3段階に分けたもの。精油をブレンドするときは、この3つのノート全てをバランスよく配合して、時間の経過と共に移り変わる香りを楽しみながら、香りが長く続くようにします。それぞれのノートの特徴と、アロマテラピー検定の対象精油30種類の分類は以下のようになります。

アンダーラインを引いている精油は、次のノートにも影響します。例えばジュニパーベリーはトップノートに分類していますが、ミドルノートでも香ります。



memo.pngトップノート

嗅いだ瞬間に最初に香ります。揮発性が高いかわりに、持続性はありません。ブレンドの第一印象を決める重要な香りです。柑橘系に多いです。


(例)スイートオレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット、レモン、ペパーミント、ティートリー、レモングラス、ユーカリ、ジュニパーベリー、クラリセージなど



memo.pngミドルノート

トップノートの香りが弱まった頃に香り始めます。揮発性も持続性も3つのノートの中でちょうど中間で、トップとベースの香りをつなぐ存在。花、スパイスの香りに多いです。


(例)ラベンダー、ローズマリー、イランイラン、ゼラニウム、ジャーマンカモミール、ローマンカモミール、ジュニパーベリー、ネロリ、ブラックペッパー、スイートマージョラム、メリッサ(レモンバーム)、ジャスミン(アブソリュート)、サイプレス、ローズ(アブソリュート)、ローズオットーなど



memo.pngベースノート

トップノート、ミドルノートが香らなくてなってからも香ります。揮発性が低いかわりに、持続性があります。ブレンドされた香りの中で最後まで香るため、保留剤としての役割があります。樹脂の香りが多いです。


(例)フランキンセンス、ベチバー、パチュリ、ベンゾイン(レジノイド)、サンダルウッド、ミルラなど





香りの系統から相性のいい香りを知る!



香りの系統を「フローラル系」「柑橘系」「ハーブ系」「ウッディー系」「スパイス系」「樹脂系」「エキゾチック系」の7種類に分けて図にしました。アロマテラピー検定の対象精油30種類を各グループに当てはめると図のようになります。

精油の香りの系統



※この分類は参考にする資料によって異なるかと思いますので、目安としてご覧いただき、自由な発想でブレンドをお楽しみください。

※メリッサ(レモンバーム)はシソ科、レモングラスはイネ科ですが、香りの系統としては柑橘系に分類されます。香りの系統は似たような香りを1つのグループにまとめているため、科が同じとは限りません。



memo.png相性の良い香り

この図から、相性の良い香りがわかります。一番簡単なのは、同じグループでブレンドする方法です。例えば精油を10滴まで使用できるなら、スイートオレンジ4滴、ベルガモット3滴、メリッサ3滴といった具合です。甘くてフレッシュなスイートオレンジと、やや苦味のあるベルガモットは共にトップノートなので、柑橘系らしい香りをより強く感じられます。やや遅れた頃にメリッサの蜂蜜とレモンが混じったような爽やかな香りが漂います。

次におすすめなのが、隣り合うグループをブレンドする方法です。こちらも精油を10滴まで使用できるとして、スイートオレンジ4滴とベルガモット3滴をトップノートに、隣のフローラル系グループからミドルノートのラベンダーを3滴ブレンドすると、先ほどと同じように最初は柑橘系の香りが強くするのですが、後からラベンダーの優しい香りが漂ってきます。


✔️同じグループの香りは相性が良い
✔️隣り合うグループとのブレンドも相性が良い


この2つを頭に置いて、さらにトップ・ミドル・ベースを考えていくとまとめやすいです。最初は2〜3種類でブレンドして、実際に嗅いで「良い」と思える香りの組み合わせを探してみましょう。慣れてきたらブレンドする精油の種類を増やしてみてください。トップ・ミドル・ベースが上手に分配できるでしょうし、「香りの奥行き」「香りの幅」という意味もきっと理解していただけると思います。





何を目的にブレンドするのかを考える



最後に、ブレンドするのはトリートメントオイルなど肌につけるものなのか、それともディフューザーなど空間を香らせるものなのかで精油の選び方も変わってきます。肌につけるものであれば、皮膚に刺激が少ないものを使用しましょう。ディフューザーなら長く香りを持続させたいので、保留剤としてベースの精油を加えるのはもちろん、「消臭」「風邪対策」など目的に合った精油を選びたいですね。

以下の記事が参考になるかと思いますので、あわせてご覧ください♡

皮膚刺激の成分を含む精油7種類

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おすすめのブレンドレシピ6選



目的別に精油のブレンドレシピをご紹介します。ご自身で考えるブレンドに自信がない…という方、いつもと違うブレンドを試してみたい!という方、ぜひチェックしてみてくださいね。



memo.pngアロマトリートメント(マッサージ)オイル

ボディ用(植物油50mlに対して、精油を10滴使用し、1%濃度で希釈)


✔️リラックス
ラベンダー6滴 + グレープフルーツ(フロクマリンフリー)2滴 + ローズオットー2滴

✔️リフレッシュ
ローズマリー5滴 + ユーカリ2滴 + サイプレス3滴

✔️女性ホルモンのバランス
ゼラニウム4滴 + ローズオットー2滴 + クラリセージ2滴 + フランキンセンス2滴


※お肌が敏感な方は事前にパッチテストを行なってください。
※3歳未満のお子様へのご使用はおやめください。
※お肌が敏感な方、お年寄りの方、既往症のある方は目安より薄く希釈してください。

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memo.pngアロマルームスプレー

芳香蒸留水 or 精製水45ml、無水エタノール5ml、精油20滴


✔️華やかでリッチな香り
芳香蒸留水ローズダマスク使用
ローズ(アブソリュート)5滴 + ローズオットー5滴 + ジャスミン(アブソリュート)3滴 + ゼラニウム5滴 + サンダルウッド2滴

✔️爽やかな香り
芳香蒸留水ローズマリー使用
グレープフルーツ4滴 + レモン4滴 + ペパーミント2滴 + ブラックペッパー2滴 + メリッサ3滴 + ローズマリー2滴 + サンダルウッド3滴

✔️風邪対策
芳香蒸留水ラベンダー使用
ラベンダー7滴 + ユーカリ4滴 + サイプレス3滴 + ローズマリー3滴 + サンダルウッド2滴 + ジュニパーベリー1滴

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まとめ


今まで単独で精油を使用していた方、ブレンドしてみたけど香りがすぐに消えた!という方も、ぜひノートや香りの相性を意識して作ってみてくださいね。ブレンドに正解はありません。その人のセンスが問われる、いわばアートの世界です。何度も試作して「これだ!」と思える香りに出会えますように♡

アロマテラピー検定ではブレンドについては詳しく学びませんが、AEAJのアロマテラピーインストラクターでは精油の成分を化学的な視点で学ぶ際に、ノートや揮発性に少し触れることができます。もっと専門的に学びたい場合は、アロマブレンドデザイナーという精油のブレンドに特化したプロフェッショナルな資格もありますので、興味のある方は受講されてみてはいかがでしょうか♡
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